43歳独身セミリタイア

仕事・映画・ドラマ・時事ネタ

個人と属性

杉田水脈さんという国会議員が「生産性のない人に税金を使う理由はない」と書いて大騒ぎになっているようです。

 

彼女は、18年間、西宮市で職員をしていた。自治体公務員だ。

 

彼女の今の思想の原点は、自治体公務員経験にあると思う。

 

わたしは色んな仕事をしてきたが、自治体職員は、色んな人と接触する。

 

嘘をつく。恫喝する。脱法行為をして利益を得ようとする。税金泥棒と職員をののしりながら、自分は税金をかすめ取ろうとする。

 

そういう人のために膨大な時間と労力と精神力を使う。

 

「普通」の市民は、天引きで税金を払い、文句も言わず、丁寧で、時間もかからない。

 

矛盾を感じる。

 

そのとき、「個人」に怒りを感じるか「属性」に怒りを感じるか。彼女は属性に怒りを感じ、それを自分の思想にしたんだろう。

 

◯◯人は、不当な要求ばかりする。

自営業者は所得をごまかす。

シングルマザーは保育園でごねる。

 

そんな風に。

 

だから、「普通」という言葉にこだわる。普通から外れた人たちが、世の中を乱すんだと。

 

属性ではなく、個人の事情をデータ化して解決策を導けば、差別的な思想にはならなかったと思う。

 

属性には傾向はあるが、ある属性に入る人が全員◯◯であるということはないと、わたしは信じている。